恒例の協力業者会の研修旅行です。
今年は福井県の山城温泉方面でした。
こちらは北前船の寄港地、船主集落です。
中でも有名な「右近家」です。
月とウサギをかたどった瓦が置かれています。
現在の損保ジャパン日本興亜の前身、日本海上火災
の創業者はこの右近家の10代目当主です。
もちろん立派な古民家です。
桧も使われていますがケヤキがたくさん使われています。
ケヤキの差鴨居は初めてかもしれません。
意外なのが米松が使われているとのこと。
写真は下に囲炉裏があるのですが驚くほど大きな自在鉤です。
北前船の模型ですがこれ一艘つくるには今のお金にして
1億ほどかかったそうですが、一度航海に出るとその収益
が1億ほどあったとのことです。
すごく儲かったんですね。
大阪を出港して瀬戸内を西へ向かい本州と九州の間を抜けて
日本海へ、そして日本海側の寄港地で商品を売り買いしながら
北海道との間を航海していました。
夜は「森の栖」で宿泊です。