当社は今でも墨付けと手刻みをしています。
現場でが写真のように敷居や鴨居の溝をついたり、
鉋で仕上げをしたりしています。
やはり構造材はプレカットしている工務店が多く、
今でも刻んでいるところはあまり聞きません。
現場での加工も加工済みの材料を仕入れているところ
もあります。
新建材ならなおさら完成品を組み立てるだけです。
工期の短縮や費用対効果を考えればプレカットに加工済み
の枠材を使うのが一番だと思います。
特に枠材のカンナ仕上げは時間がかかります。
鉋で仕上げると表面に艶が出ます。
このカンナも超仕上げという機械を通せば一発で済みます。
慣れた大工さんが鉋を掛けるよりもきれいかもしれません。
最近、社員大工がこの機械が欲しいというので購入しました。
以前大工さんが使っていたのを覚えていますが、
しばらく使っていませんでしたが、面白いようにきれいに
仕上がります。
トイレットペーパーのように削りくずが出てきます。
仕上げもきれいです。
普通杉や桧の床板はサンダー仕上げという仕上げで現場に
搬入されます。
ほとんどの床板がサンダー仕上げです。
ところが今度、超仕上げの床板を使ってほしいという要望があり
この機械を購入することにしました。
みんな少しづつ楽をすることを覚えてきたようです。
機械化もいいかもしれません。
