古民家のリフォームで壁の漆喰を施工しています。
古民家や築50年位の家は真壁の部屋がたくさんありました。
現代の家では真壁の部屋はめったに造りません。
大壁に比べて施工に手間がかかる。
真壁にするには化粧の柱が必要になる。
クロスが普及したという理由もあります。
真壁でクロス仕上げという部屋もありますが。
左官壁に比べてクロスはかなり安価で施工できます。
また左官ほどの技術は必要とされません。
クロスは大壁に向いています。
反対に左官壁は大壁は苦手とします。
大きな壁を平滑に仕上げるのはかなり技術が要ります。
そこで左官壁も平滑ではなく鏝波が残ってもいいような
材料が普及しています。
左官は小壁の施工にも向いています。
柱や化粧材がたくさん使われている部屋は得意です。
やっと一部屋完成です。