最近というかここ数年は新築の家となると断熱材
だらけです。
スチロール系の断熱材を使うので余計にかさばって
見えるのかもしれません。
ウール系の断熱材は圧縮されて袋に入っているので
入荷時はそれほどでもありません。
断熱性能や内部結露という点ではスチロール系の断熱材
は有利ですが価格はやっぱりグラスウールが安いです。
住宅も昨年あたりから急に資材や人件費が上がってきました。
坪単価もかなり上がってきています。
単純に坪単価と言っても今でも各社どこまで含まれているか
はわかりません。
面積自体も床面積なのか施工面積なのか大きいほうを採用す
れば単価は下がります。
改良工事や外部の給排水、確認申請、照明、エアコンなど
また標準仕様はどうなっているか、細部を決めて総額を提示
するのが本当だと思いますが、この単価を提示したら相当な
金額になってしまうでしょうね。
実際、坪単価を提示している会社で契約をして支払総額を
床面積で割ってみて大した差がなければその会社さんは
すごく良心的だと思います。
かなり上がってしまったことのほうが多いのではないで
しょうか。
各社入り口のハードルはできるだけ下げておきたいのは
どこも同じです。
断熱性能も一定以上の性能を確保しなければならなくなります。
環境の面でも省エネの面でもいいことですが価格は必ず上がります。
先行き不透明な背景もあって誰もが新築の家を所有することは
ますます難しくなるのかもしれません。