現代の家に比べると昔の家は急な階段が多かったです。
私の実家もそうでした。
2階建とは言っても厨子2階で単なる物置のような扱い
になっていたり部屋と言っても天井は低く造ってある家
もありました。
なので階段もさほど使い勝手よくは考えられていません。
長さにして1間くらいの空間に造られていて梯子のような
状態の階段もあります。
現代の家では階段の蹴上げは200ミリくらい、踏面は230
ミリくらいに設定されていますから直階段でも廻り階段で
も3640くらいの延長が必要になります。
ゆったりした階段にしたければもう少し余裕が必要かも
しれません。
しかし一般的な2階建ての家も少なくなりました。
というか平屋の家に人気があるのか当社では新築はほぼ平屋
になっています。
階段室を考えなくてもいいというのは構造の上でもプランの
上でも自由度が増します。
少子化の影響もあると思いますが平屋は耐震上も有利です。
しかし坪単価にすると平屋の家は高価になります。
