3月23日・24日と二日間完成の見学会をさせて
いただきました。
新築の見学会でしたが、この写真を見てかリフォーム
の見学会だと勘違いしてこられた方もいました。
玄関面だけを見ると石場建の家に見えます。
これは在来工法の家に石場建にした壁を建てて
あるだけです。
古民家のリフォームだと思われたのでしょうか。
塗装をして経年変化で昔からあるように見せている
ところも勘違いの原因かもしれません。
工事中、今井町の街並み保存事務所の方から街並み
として違和感のないように、造った感のないように
してほしいといわれていました。
ある意味そのように受け取る人がいたのは理想通り
にできていたのかもしれません。
この地域は伝統的建造物群保存地区です。
古民家が流行りだからこのような家をわざと造ったわけ
ではなく、今井の街並みの続きとして新築工事をさせて
もらいました。
リフォーム、改修はたくさんされていますが、新築として
はあまり施工事例がないみたいです。
どんなことでもそうですが、最初に造られたものが凡例と
なります。
それだけに保存事務所の方も気を使ってました。
施工する方も大変でした。
街並みを歩いてどんな施工しているかいろんな家を見て
回りました。
参考していい家もあればしてほしくない家もあったようです。
隣にまだ2区画土地が残っています。
どんな方が購入してどんな家を造るでしょうか。
その時は当社が施工した家が参考になるのかもしれません。