地盤改良工事です。
当社では3軒に1軒くらいの確率で改良工事が発生
しています。
木造住宅はそれほど重量のある家ではないです。
改良工事が必要になるのは地盤の強度にバラツキ
があることが多いです。
強いところと弱いところがあると不同沈下で家が
傾く危険性があるからです。
改良工事は砕石を柱状に流し込んで固める方法です。
この工法が開発された当初から採用しています。
固化剤を使った柱状改良は産業廃棄物になりますが、
天然の材料なので廃棄物にはなりません。
デメリットは極端な軟弱地盤では使えないところでしょうか。
今は改良されているかもしれませんが砕石ですから周囲の
地盤が弱すぎると広がってしまうのではないかと思います。
施主さんにとっては意外な出費となりましたが、こればかり
は地盤調査をしてみないとわかりません。