クロスのパテ処理のようですがこれは漆喰の下地処理です。

全面に下地を塗るタイプもありますが、ビス跡とジョイント

だけを処理するだけで塗れる漆喰もあります。

昔はというか本当は土壁に下地処理をしてから漆喰でした。

その後ラスボードと言って厚みが7ミリくらいのたくさんの窪み

の付いたボードが使われました。

割と厚めにモルタルで下地処理をしてから仕上げる方法です。

今もあるかもしれませんがほとんど使われていないみたいです。

いろんな面で施工の手間が省けるようになっています。

施工手間が省けるというのは施工費を抑えることになるので

ありがたいことですが昔ながらの本来の機能は薄れていきます。

仕上がってしまえばわからないことですが、簡略化されている

ことはたくさんあります。