今日は平屋の家の上棟でした。
斜め貼りの野地板は加工済みです。
野地板のプレカットです。
天候にも恵まれて無事上棟できました。
御幣も準備しています。
施主さんも家が形になって実感されているのではない
でしょうか。
この仕事をしていると上棟はたくさん経験しています。
しかし施主さんにとっては一生に一度の一大イベントです。
そこで上棟式や着工式を行うことで職人さんに「この方の家
を造らせていただく」という意識を持ってもらうようにして
います。
家の棟上げも昔と比べればずいぶん変わりました。
35年ほど前にこの業界に入り、初めて上棟を経験した時は
足場もなければ、落下防止ネットもなく、シェルメットも被
っていない大工さんが普通に仕事をしていました。
細い梁の上を大工さんは普通にすたすたと歩いて移動してい
ました。
よく事故が多発しなかったものです。
今では先行足場も落下防止ネットもヘルメットも当たり前のよう
になりました。
これも習慣、慣れですね。
今ではなくては不安です。
ちなみに木造住宅もヘルメットだけでなく腰に付ける安全帯から
ハーネスという身体に付ける安全帯に変わっています。
移動がしにくいですが、これも当たり前のようになっていくので
しょうね。