今日は吉野の材木屋さんに行ってきました。
吉野川沿いを走っていると山の斜面に以前施工させてもらった
方形屋根の茶室が見えました。
もともとここに建っていた茶室で、斜面の櫓を補強して屋根を
塗装しました。
周囲の木が伐採されているみたいですから、だれかが管理され
ているのでしょう。
材木屋さんへは「天然乾燥材」の件で伺ってきました。
今まで取引をしていたところが天然乾燥材を扱わなくなったので
ほかの天然乾燥材を使っている材木屋さんを紹介してもらいました。
天然乾燥、機械乾燥 出荷する方にもメリットでデメリットがある
ようです。
機械で乾燥すれば伐採しても比較的早く材料として出荷すること
ができますが、機械の減価償却や修繕費、そこへ最近高騰してきた
燃料費などいろんな経費が掛かります。
一方、天然の場合は大きめに製材した木材を在庫しておく必要が
あります。
しかも、計画的に出荷できるものではありません。
当社も年間何十棟も施工できるわけではありません。
材木もいろんなサイズの材木が必要ですからそれだけの種類の木材を抱える
ことになります。
幅は4寸を基準にしてますが、せいは4寸から1尺2寸くらいまで使います。
長さも4mを超える材料が必要になることがあります。
あまり長期間桟積みしておくとそこから腐ることもあるようです。
業界としては天然乾燥よりも機械乾燥へ、手刻みよりはプレカット
という流れがあるようですが、当社は天然乾燥、手刻みという家づくりを
続けていきます。