床組み施工中です。
根太までくると少し進んできたように感じます。
リフォームは初めのうちは解体ばかりで施工している工務店
は施工手順を理解しているので先がわかっていますが、施主
さんにしてみるとこの先どうなることかと心配になります。
古民家のように築年数が100年を超えるようになると地面近い
床組みはどうしても傷んできます。
湿気による腐朽やシロアリによる食害が見受けられることも
多々あります。
古民家は構造材が表しになっていることが多いので腐朽や虫害は
比較的受けにくくなっていますし、仮に害を受けてもわかりやす
いですが、床下の蟻害は解体してみないとわからないことがあり
ます。
小屋裏の場合は雨漏れです。
いろんな築年数の家をリフォームしていると築年数によってある
程度の施工の違いや施工の精度、構造材に特色があります。
在来工法よりも古い古民家のほうがしっかりしていることもあります。
一概に新しいほうがいいということはありません。
床組みが終わったら防蟻処理です。