暑い日が続きますがまだ7月半ばですから、まだまだこれから
だと思うと先が思いやられます。
屋外での運動や労働時間は考え直した方がいいかもしれません。
おそらく屋内はほぼエアコンに頼りっぱなし、家も夜はエアコン
を点けっぱなしという人が多いと思います。
しかし、夜間の気温は住んでいるところ、地域と周囲の環境で
大きく変わります。
奈良県は住宅の密集地もあれば山間部もあります。
少し南へ行けば吉野などは夜間はおそらく窓を開けておけば
いまでも涼しいのではないでしょうか。
今日も御杖村の方と話してましたが、夜間は涼しいそうです。
私もどちらかというと家の周りは田んぼと池があるという
ところです。
夜間は涼しいとまでは言いませんが、窓を開けておけばエアコン
が欲しいとは思いません。
自転車通勤をしているのですが、大和郡山市を抜けて斑鳩町に
差し掛かるところが林になっているのですが、そこで急に気温
が下がります。体感できるくらいです。
住環境は簡単に変えることはできませんからどうしようもない
ですが、やはり自然の力、木々の空気を冷やす力はすごいと感じます。
家の断熱というと冬の寒さ対策ばかりが重視されているように感じ
ますが、夏の暑さ対策でもあります。
熱は少しづつ外部から室内に向かって進んできますが、その熱が室内
に伝わるまでに夜になれば室内に熱は伝わりません。
要はそれだけ厚みのあるもの、熱の伝わりにくいもので家を覆えば熱
は遮断できます。
施工しているとどんな断熱材を使うか、どんな施工方法をとるかで
夏の現場の暑さが変わります。
これはそのまま生活するときの夏の暑さ対策に結び付きます。
大工さんが枠材の加工をしてくれました。
新建材を使わないので杉や桧の木を加工して鉋で仕上げています。