まだ夏も序の口ですが、暑いですね。
「昔はもっと涼しかった」という話は良く聞きますが
実際50年前の8月の東京の平均気温は26.6度、最高気温
が35度以上の猛暑日を記録したのは1日だけ。
一方、昨年8月の平均気温は27.5度、猛暑日は6日でした。
平均はわずか1℃くらいの差ですが猛暑日は増えています。
しかし当時はエアコンはそんなに設置されていません。
1965年のエアコンの普及率は2%、2022年は91.8%です。
なのにもっと涼しかったと感じるのはどうしてなんでしょうね。
ある記事には「打ち水」といった昔ながらの風習などに効果が
あったのかもしれないと言われます。
地面に水を撒くと地熱が水蒸気となって奪われ、打ち水をした
地面は水がかかっていない地面との間の気圧差で風が吹き、
しない場合とでは6度くらいの差があるんだそうです。
これは大きいですね。
またエアコンの悪影響もあるでしょうね。
室内には冷たい空気を送ってますが、外では室外機が熱風を
吐き出しています。
これが各家に数台づつあるんですからこれでは外気温も上がります。
昔ながらの葦簀(よしず)や簾(すだれ)は今も人気があります。
当社も玄関に立てかけてます。
結構効果があります。
葦簀と簾の違いはというと、葦簀は素材がタテ向きで立てかけて使うもの
簾は素材がヨコ向きで吊るして使うものです。