キャットウォークです。

あとは手摺の取り付けになります。

吹抜けに取り付けるもので、主に窓の開閉のための通路です。

吹抜けも欲しいという人もいいれば、いらないという人もいます。

吹抜けは開放感があっていいですがその分床面積が少なくなります。

また部屋の容積が増えるので家の断熱性を上げて造る必要があります。

しかし、吹抜けは開放感だけではなく日射の取得にも有効です。

家の立地上、日射が取得しにくい時など吹抜けと大きめの窓を使う

ことで家の中央付近まで太陽光を取り入れたりすることもできます。

 

 

 

 

 

 

こちらは先月上棟した平屋の家です。

今断熱材の施工をしています。

屋根の断熱は以前は垂木間に断熱材を敷設していたのですが、

断熱の等級を上げるために断熱材を厚くして母屋間に入れる

ようにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

床下は基礎断熱を採用しています。

断熱の性能を上げるには断熱材自体を高性能なものを使う、断熱材

の厚みを大きくするといった方法をとることになります。

しかし、断熱材の種類によって価格は大きく変わります。

スチロール系に比べればグラスウールははるかに安いです。

しかしグラスウールは透湿抵抗が低い(湿気を通しやすい)ので

防湿の処理をしっかりとる必要があります。

一方、スチロール系は透湿抵抗が大きいので結露を起こす可能性が

ずっと低くなります。

どちらも施工方法と精度によるところが大きいですが。