事務所の近くで某ハウスメーカーさんが新築の家を施工中です。

施工中と言っても基礎工事が完了したと思ったら、各部屋ごとに

ユニットになった家をトラックで運んできて現場に設置するだけ

で昨日1日でほぼ家が完成してました。

 

 

 

 

 

 

おそらくまだ内装工事はこれからなのではと思いますが、接続部

を施工すれば完成ではないかと思います。

このような家づくりはあるメーカーさんが以前から施工しています。

 

当社のように従来通り現場で大工さんが少しづつ家を造り上げて

いく施工方法が一般的だとは思いますが、これはこれでいい方法

だと思います。

ほぼ工場生産ですから施工及び品質管理も現場まで行くこともなく、

簡単で行き届いていることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

どこのメーカーさんも構造部材や内装材は独自に工場生産をしています。

それを現場に運んできた大工さんが施工しているのですが、それなら

上記のようにほぼ完成品として現場に運んできてもよさそうなものですが、

あまり他のメーカーさんは採用していません。

工場の設備が大掛かりになるからでしょうか。

またはある程度の大きさのトラックが入れないと施工できないという

デメリットもあるからかもしれません。

 

 

 

 

 

 

当社のように基礎工事に1か月、その間に大工さんに構造材を刻んでもらい

大工工事に3か月から4か月、仕上げに左官工事や木製建具の制作が必要なので

1か月、とほぼ半年かかることを思うとうらやましい工法でもあります。

またこれだけ短期間で家づくりができるなら近隣への配慮も少なくて済みます。

しかし高額な家がわずか数日で出来上がってしまうというのはありがたみがない

ととらえる人もいるかもしれません。