今日、能登半島で大きな地震が発生しています。

6強ですから結構大きいです。

まだ被害の全貌はわかりませんが、地震の規模の割には

大きな被害はなさそうです。

 

今回の地震で石造の鳥居が倒壊しています。

いつも思うのですが、この鳥居はどう見ても不安定です。

2本の足で立っているだけですから。

鳥居は不思議と倒壊しないとも言われます。

昔ながらの技法で建てられて鳥居は沓石のという石に木の

柱が差し込まれているだけで、完全に固定されていないため

に地震の揺れを軽減しているからだそうです。

しかし、鳥居には石造もあれば鉄製もあり熊本地震では

596基の鳥居が被害を受けているそうです。

どんな基準で造られているのかというと、国内には約8万件

の神社があるそうですが、鳥居の数も建築基準法の適用の

有無も不明とのことです。

建築基準法施行令でも鳥居について直接言及している文言は

なく「高さ15mを超える鉄筋コンクリート造の柱、鉄柱」

あるいは「高さ4mを超える広告塔、記念塔」のどちらかの

項目に当てはめているとのことです。

15mと4mではずいぶん差があります。

 

見上げるような鳥居もたくさんあります。

近年の鳥居はそれなりに対策をして造られているとは思いますが、

もしあれが倒れたら、参拝者が並んでいたら、と思うとちょっと

怖いです。

今回の能登半島は昨年の10月に友人とツーリングに行ったばかり

で、大きな被害が出ていないことを祈ります。

「見附島」も見に行きましたが「気のせいか少し低くなったような」

という投稿も見受けられます。