人間は忘れる動物

 

 

 

 

 

 

世間一般はゴールデンウィークの最中かもしれませんが、

当社は暦通りに稼働しています。

明日は休む予定ですが、4日、5日はいろいろ検討すること

もあって出社の予定です。

世間一般が連休となるとメーカーや代理店も休みますから、

気分的にはゆっくりできます。

ゆっくりすると普段思い出さないようなことを急に思い出

したりもします。

だいたいはずっと昔、学生だった頃のことが多いです。

年配の方なら誰しも経験があるかと思いますが、50年くらい

前のことでもなぜか鮮明に覚えていたりすることもあります。

なのに肝心なことは覚えていないということもあります。

年齢を重ねるごとにこれは実感します。

「相手が勘違いをしているのでは」と思ってしまうこともある

のですが、こうなると認知症の始まりだという説もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ある記事に掲載されていたことですが、

人間は忘れる動物である　これは実に便利な能力だ。

肝心な試験当日になぜ忘れてしまったのか　ということもありますが、

いやなことがあっても忘れることができる　ということです。

忘れられないこともありますが。

 

この物忘れは歳をとるごとに拍車がかかるようですが、相対的にいい

ことだけが記憶に残れば「幸せな人生だった」と思えるようになります。

しかし、中には人生のすべての瞬間を記憶しているもいるそうです。

自伝的超記憶と言われるそうですが、ある女性は生後12日目から現在まで

すべての日の食べたものや着た服、天気などをはっきり覚えているんだ

そうです。

「ハリーポッター」全7巻のすべての文字を正確に記憶しているとも言われます。

いやなことも忘れないし、感じた感情のすべてを追体験することになるんだそう

です。

そのせいで一日中気分が落ち込むこともあると言います。

「いやな記憶をなくせるならすぐに治療したい」ということです。

「忘れる」というのは人間にとっては「救い」なんですね。