大工さんが階段の側板を墨付けしています。

材料は桧です。

当社ではいつも大工さんが階段を現場で造っています。

使ったことはないですが階段もほとんどプレカットだ

と思います。

昔はどの大工さんも階段を現場で刻んでました。

20年から30年くらい前からでしょうか、プレカットの

階段が出回りました。

プレカットになると楽ですから、みんながそれを使う

ようになります。

階段を刻んだことがないという大工さんは結構いるのでは

ないかと思います。

 

 

 

 

 

 

2階の床貼りが終わりました。

中2階というよりも厨こ2回くらいの天井高さですね。

造った当初は小屋裏扱いだったのかもしれません。

日本の木造住宅が2階建てになってきたとき、2階を少し低く造る

ことがよくあったようです。

2階も1階と同じくらいの天井高さを確保した家を本2階建と言って

区別していたようです。

私の実家はこの中2階でした。

2階の天井は低くて壁際は屋根の形に天井が折れて下がってました。

分家や離れを建てる時は屋根の棟は母屋よりも低くしなければ

ならないといった地域特有の決まりごとのようなものがあった

ようです。

この決まりごとは今も生きていると思います。