新築の家で床貼作業中です。
上がり框が斜めになっているだけで作業は手間がかかります。
こちらは2階です。
杉の床板なのですが今でも人気があります。
当社では杉、ヒノキ、アカマツを使いますが杉を選ぶ人が
一番多いです。
温かいのですが、その分柔らかく傷はつきやすいです。
当社では古民家のリフォームも良くさせてもらいますが、
古民家では床板はほぼ桧、そしてケヤキや松が使われて
いることが多いです。
杉はめったに使われていません。
本来床板は固い樹種が選ばれたんだと思います。
杉は量が豊富で比較的安価なので今は人気があるのかも
しれません。
壁・天井にポリスチレン系の断熱材を使っています。
断熱等級5を確保していますが、これから等級6や7が
普通になる時代が来るかもしれません。
こちらは古民家のリフォームですが、リフォームではグラスウール
を使うことが多いです。
ポリスチレン系に比べると同じ厚さでは性能は劣りますが、材料費
は安く済みます。
屋根などは2重に敷くこともあります。