ただ今新築中の家です。
ここ数年はリフォーム工事が増えて新築工事が減りつつ
あります。
どこの住宅会社もその傾向はあると思いますが、新築工事
しかしない工務店もあります。
現代の新築は性能重視です。
耐震性、省エネのための断熱・気密が重視されます。
当社もすべて長期優良住宅の仕様で家づくりをしていて
耐震等級は3、断熱等級は5(今後6へ)で家づくりをしています。
YouTubeでも耐震性や断熱についていろんな専門家の方が
独自の意見を述べています。
勉強になることもありますが、意見が食い違うこともあります。
もちろん耐震性も断熱・気密性も性能は高いに越したことはあ
りません。
そんななかで「通風は当てにしないほうがいい」という話をさ
れてました。
確かに冬は寒く、夏は暑く、外気温が快適な時期は1年を通して
3か月から4か月くらいです。
しかし、寒いから、暑いからと言って風を通さないのでしょうか。
換気は機械換気にお任せという考えかもしれませんが、地域に
よっては夏は自然の風で快適に暮らせる地域もあります。
外気も現代はどこもきれいとは言えませんが、あまり外と断絶
した空間というのも不自然な感じがします。
この家も基礎、外壁、屋根で断熱しています。
基礎は50ミリ、外壁は90ミリ、屋根は140ミリの断熱材を使っています。
全体で見るとやや基礎と開口部(サッシ)で熱損失が大きいです。
これからはサッシもトリプル、基礎の断熱ももう少し厚みを持たせよう
と考えています。
それで断熱等級6が確保できそうですが、今後等級7が必要になると
外断熱を付加することになります。