解体工事中です。
解体という仕事も無くなることのない仕事だと思います。
これからますます空家が増えれば、すべてが再活用される
ことはありませんから解体は続きます。
ここ数年の傾向ですが解体工事も難しい仕事が増えました。
部分的な解体および侵入が難しい解体です。
すべてを解体するのではなく部分的に離れなどを解体する仕事
と車や機械が侵入しにくい、道路が狭いところにある解体です。
機械を使って解体できるか人力で解体するかでは解体費用は
大きく変わります。
人力では機械を使った解体の3倍くらいはかかります。
また解体した資材の運搬ですがこれが人力運搬となるとさらに
費用が掛かります。
車で運搬できるとしても大型、4トン車が入ることができるか
軽トラックしか入らないかでも大きく変わります。
1回の運搬量が大きく違うからです。
解体資材の処分費も昔はなんでもかんでも単価は同じでしたが、
今は廃材の種類ごとに金額が違います。
アスベストなどが含まれていれば特別な管理が必要となります。
しかし、解体という仕事はいつ見てもあまり気持ちのいいもので
はありません。
いろんな職人さんが集まって造られ、そこで暮らす人を守ってきた
ものですからできる限り永く使ってあげられるといいですね。