古民家のリフォームです。
天井に杉の羽目板を貼っています。
古民家の改修では天井は表しにすることが多いですが、
どの部屋も表しにすることができるわけではありません。
それなりに立派な梁や丸太が使われていてこそ表しも
いいですが、それを前提に造ってある場合に限ります。
和室などは竿縁天井が多いのでそのまま使わせてもらう
ことが多いです。
天井にクロスを使うこともありますが、できれば和紙や
コットン系のクロスにしたいところです。
古民家にクロスは似合わないですが、そこは予算もあります。
何を造っているかというと浴室です。
最近は浴室と言えばほとんどユニットですが、こちらの家では
在来の浴室を造っています。
バスユニットは便利でよくできていますが、古民家はやっぱり
在来の浴室が似合います。
少し大きめの浴室です。
昔は個人の家も浴室は現場で造ってましたが、ユニットの施工に
慣れると在来の浴室はやっぱり造るのが大変です。
ユニットなら1日で済むところが在来では1週間はかかります。