古民家のリフォームです。
古民家と言ってもリフォームすれば間取りは現代風になります。
間仕切りも天井下地も現代の家と変わりはありません。
ほとんどの古民家は何度かのリフォームがされています。
いいリフォームもあれば「どうしてこんなことに」と
思うリフォームもあります。
当時のリフォームは耐震などは考慮されていません。
大事な構造材が撤去されていたり、土壁なども遠慮なく
撤去されていたりします。
古民家では土壁は垂れ壁であっても大事な構造材であり、
蓄熱材でもあります。
外観はなるべく古民家らしくしたいところです。
しかし、断熱のためには開口部は現代のサッシを使う
ほうが確実です。
サッシも樹脂サッシやペアガラスが標準でしたが、
そろそろトリプルガラスが必要な時代になりそうです。
トリプルが採用されるようになると家の断熱はかなり
改善されることになると思います。
工事費は高くなる一方ですが。