昨日は家内の妹さんに誘われて「番所山からエコアクション」

という活動の一環で森林ウォークに参加してきました。

番所山というのは白浜の北西のあたり半島の先端にある山で

「南方熊楠記念館」のあるところです。

森林ウォークと言っても砂浜も歩きます。

またエコアクションですからプラスチックごみは

見かけたら拾うようにしてウォーキングしていきます。

写真は北浜の洞門です。

ガイドさんが付いてくれて番所山に自生する木々の説明をしてくれました。

やっぱりガイドさんが付いてくれると違います。

普通歩くだけでは気が付かないことをたくさん説明してくれます。

説明してくれると「見る」から「観る」に変わります。

これは人の話を「聞く」から「聴く」の変えることと同じです。

私はこの歳になってもこれが苦手です。

南方熊楠記念館もじっくり見させてもらいました。

博物学者であり、生物学者でもあり、民俗学者でもあるという

「知の巨人」とまで言われる人です。

とにかく記憶力がすごかったそうで興味のあることは何でも

ノートに書き写していたそうです。

実物も展示されてましたが、細かい字で絵も書き添えていました。

一方、数学は嫌いだったようです。

現代の東京大学である東京大学予備門に入学しましたが「代数」で

得点が足りずに落第しています。

得手不得手、好き嫌いがはっきりした人だったのでしょう。

大学に入っても学校にはほとんど行かずに図書館通いをしていたそうです。