「企業の寿命」というといろんなデータがありますが、
「成長段階から成熟・衰退期までのサイクルは何もしないで
放っておくと30年程度」だそうです。
企業の平均寿命は東京商工リサーチによると23.3年。
これは倒産した企業の平均経営年数です。
これが帝国データバンクによると37.5年。
これは登録されている企業の平均経営年数です。
業種別の寿命では
製造業34年 卸売業27年 農・林・魚・鉱業25年
建設業24年 サービス業18年 金融・保険業12年
と格差は結構あります。
しかし、世間一般に知られている大手企業はこんなに短く
はありません。
当社でも44期目を迎えています。
日本は世界的に見ても長寿の企業が多いです。
1000年以上が7社(9社という説もあります)
こんな企業は世界的に見ても珍しいはずです。
現代は大手企業だから大丈夫とは言えません。
それだけ変化が激しいからで、生物と同じで強いものが生き
残るのではなく、変化できるものが生き残ることができるなど
と言われます。
しかし上記の1000年以上続いている企業は創業からほぼ同じ
ものを造り続けています。
時代の変化に応じてと言ってもそう簡単に違うものを生み出す
というのはできることではないと思います。