8月も今週で終わりです。

夏休みもあと数日、なんて思っていたらすでに新学期は

始まっているらしいですね。

子供の数が減ったからか、それとも外で遊ぶ子がいなくなった

からか夏休みの間も子供が走り回っているのを見たことがあり

ません。

熱中症を避けるためもあってか外に出ないんでしょうね。

社員の子どもさんが剣道をしていて、先日他校で試合があった

そうですが、体育館にエアコンが効いていたそうです。

時代が違うんですね。

空調の効いた中で運動しているんですね。

とはいえずいぶんと涼しくなりました。

セミの声が聞こえなくなったと思ったらすでにトンボが飛んでます。

そろそろ秋かと思っていたらまた暑くなって、秋を感じる間もなく

冬に入るんでしょうか。

 

住宅の仕事をしているといつも家の耐震性の話が出ます。

これは新築に限らずリフォームも同じです。

新築の場合は耐震等級で表されるように強度を設定して設計し、

その通り施工すればいいのですが、リフォームの場合は今ある家に対して補強

をするので簡単ではありません。

「上部構造評点」という数値があってこれをどこまでもっていくかで施工費も

間取りも変わります。

この数値の目安として

0.7未満では「倒壊する可能性が高い」

0.7~1.0未満では「倒壊する可能性がある」

1.0以上では「一応倒壊しない」

1.5以上では「倒壊しない」と書かれています。

しかし、これは震度6強の時のエネルギーを当てはめて算出しています。

熊本のように震度7が起きると当てはまりません。

また倒壊しないのであって損傷しないわけではありません。

やはり本当に耐震補強をするのならば1.5以上が理想なんでしょうね。

しかし、実際現代の家は丈夫に造られています。

国土交通省のデータによると

熊本地震では2000年以降に建築した木造住宅の倒壊率は2%、大破を加えても6%

新耐震基準が施行された1981年以降~2000年では倒壊率は9%、大破を加えて20%

それ以前では倒壊率28%、大破46%です。