リフォームの現場です。

リフォームは築50年~60年位を境にして造り方が変わります。

この家は築50年位で在来工法と言われる現行法の家です。

これより古く築100年位になると伝統工法と言われるいわゆる

「古民家」になります。

 

 

 

 

 

 

古民家になると材料 構造材が黒く燻された木材になります。

柱や梁が太いです。

通り土間もあります。

基礎は増改築していない限りありません。

石場建と言って石の上に柱が立っています。

土間を基準に造られているところがあるので大きな梁が邪魔

になって段差を解消するのが難しいです。

在来の家はその心配はありません。

 

 

 

 

 

 

古民家はまた家が大きいです。

縁側があって昔ながらの木製の建具、ガラス戸が使われていて

断熱も難しいです。

耐震性は現行法で判断すると倒壊の危険性ありと判定されること

が多いです。

伝統工法独特の補強方法はあります。

 

 

 

 

 

 

写真は工事の進捗がわかるように解体、木工事中と木工事完了時を

並べて掲載しています。

在来工法の家は歴史的にそれほど古くはありません。

それでも間取りを変えるリフォームは増えました。

ほとんどが台所と食堂、リビングです。

30年から40年前ではそれぞれの部屋が独立してましたが、今では

LDKが一体になった間取りに人気があります。

このように間取りを変えるリフォームが増えました。

7月9日(土)・10日(日)にこちらでリフォームの完成見学会を

させてもらいます。

このようなリフォームは検討している人が多いのかすでに予約が

入っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

階段も架け替えなくても桧の板を貼ってきれいにすることができます。

興味のある方はご参加ください。