リフォーム工事に解体作業はつきものです。
このような改修作業における「石綿対策」が4月から強化
されています。
ほとんどの改修作業に置いて事前の届け出及び作業時には
有資格者がついて確認しなければならなくなっています。
どこにでも石綿が含まれているわけではありませんが、
耐火や防火が必要な部分には含まれている可能性があります。
また、2006年9月以降は生産、使用が禁止されているので
それ以前の物件が対象になります。
築16年以上であれば含まれている可能性があることになるので
リフォームとなればほとんどが対象になるのかもしれません。
古民家くらいに古くなれば却って含まれていないのかもしれま
せんが、竈や風呂釜の煙突などは対象になると思います。
今まで解体作業において主に注意していたのは屋根のカラー
ベストです。
カラーベスト=アスベストといった感じで対処していました。
これからはもっと詳しく調査したうえでの解体作業になります。
そのためここにきて解体工事の施工費が上がりました。
ウッドショックに始まっていろんな部材や施工費が上昇しています。
落ち着いてくれればいいのですが、まだ止まらないみたいです。
さらに海外でのロックダウンの影響でまた資材の納期が延びています。
しかし、この建設業界、住宅業界はどこも忙しそうですね。