今日は新築の家のお引渡しでした。

こちらの家は以前母屋をハウスメーカーで新築された際に

床を自然素材で仕上げたいというので床の施工だけをさせて

もらいました。

しばらくして、こちらの離れを建て替えを検討する際に

「そう家が床の施工をしてくれた工務店があった」と思い

モデルハウスに来られたのがきっかけです。

 

そのモデルハウスに来られたのがちょうど1年前の3月24日

だったそうです。

それからお引渡しまでちょうど1年です。

施工中に何度も現場を見てもらってました。

どんな風に出来上がっていくのか興味があったそうです。

大工さんとも仲良くなっていただき、造っているところ見て

いるのでなおさら「大切に使いたい」と言っていただきました。

 

自然の素材をたくさん使い、壁は漆喰、天井は和紙といった

仕上げの家です。

このような家は建材独特の臭いもなく体にやさしいです。

一方、乾燥に伴う収縮や経年による変化が建材よりも大きいです。

しかし、その経年変化も造った時が一番いい新建材とは違って住む

に従い味わいが出ます。

傷が付いたり凹んだりしてもどこまでも表面と同じ材料です。

耐久性もあります。

何より飽きがこないと思います。

何十年経過しても同じように暮らすことができ、部分的に補修する

ことになっても自然の素材はなくなることがありません。

永く大切に使っていただければ幸いです。