まだ、大工工事の途中ですが写真の通り自然の素材を使った

家づくりをしています。

壁は漆喰が多く、天井はクロスを使うこともありますが和紙

や杉の板貼りです。

床も杉や桧、アカマツといった床材です。

ずっとこの仕様で家づくりを続けていますが、完成時の室内の

色合いは白から淡いピンク色から茶色という仕上げになります。

いろんな工務店の完成写真を見ていると当社のような自然素材

を多用する工務店はだいたい同じような感じになります。

場合によっては塗装することもありますが、例としては少ない

です。

一方、新建材を使った家づくりをしている工務店では色合いは

多種多様です。

黒やこい茶色といったトーンの低い色合いに仕上げている工務店

もあります。

同じような間取りでもずいぶん雰囲気は変わります。

これは住む人それぞれで好みがありますし、その工務店の特色で

もあります。

自然素材では塗装でもしない限り同じような雰囲気の家づくりは

できません。

 

私は以前ハウスメーカーの仕事をしていましたが、その時はやっぱり

いろんな色彩の建材を使ってました。

白い建材を使った家がありました。

床からドアや出入り枠まですべて白です。

お客さんが要望したのでしょうね。

完成時、部屋の中を点検していて目が変になりそうというか、疲れる

というか、そんな感じがしたことを覚えています。

トーンの低い黒っぽい家も重厚な感じがするのですが、やはり何となく

気分が落ち込むような感じがしました。

これは住む人の好みですから私がどうこう言うことではありませんが。

ある人が言ってましたが、明るい色合いのインテリアが流行ると景気

が悪くなり、濃い色合いのインテリアになると景気が良くなるらしい

です。

今はどんなインテリアが流行っているのでしょうか。

自然素材ばかり扱っているのでわからないのですが。