自然の木のありがたいところは今のように寒くなった時です。
直接触れるところが建材のように冷たく感じません。
実験よると
例えば20℃のカーペットに10秒間触れると手の温度は33℃
までしか下がりません。
建材に近いプラスチックでは29℃まで下がります。
桧の板では32℃まででカーペットと変わりません。
これは杉でも同じです。
またインフルエンザのウイルスの感染力を減らす効果も
あります。(コロナは実験していないそうです)
「カーボンニュートラル」
これもお聞きになったことがあると思います。
樹木は成長時に吸収した2酸化炭素は焼却時に同じ量を排出する
ことで環境への負荷はプラスマイナス0と言われます。
現代ではさらにカーボンフィグゼーションといって焼却、廃棄も
なるべくしないで木材を長く使うことで炭素を固定しておこうと
いう方向になっています。
新建材などの工業製品は製造時にどうしても環境に負荷を掛けます
が、自然の木は成長時に手間はかかりますが、環境にプラスの影響
を与えてくれます。
こちらの家は天然乾燥材と言って機械による乾燥をしていない木材で
造っています。
国産の木材ですから輸入材や集成材にはない香りやきれいな木目が
あります。
住環境も改善してくれます。
1月15日(土)・16日(日)に構造の見学会をさせていただきます。
構造と言っても工事はかなり進んでいてある程度間取りまでわかる
ような状態ですが、興味のある方は見学に来てください。