屋根断熱といって屋根の野地板を支える垂木の間に断熱材を
入れる断熱方法です。
この断熱を採用しているところは多いと思いますが、今でも
天井にウール系の断熱を施工しているところもあります。
垂木の間に断熱材を入れると垂木の大きさに断熱材の厚みが
制限されますが、天井裏ならばもっと厚みのある断熱が施工
できます。
また屋根断熱も垂木間ではなくそれを支えている母屋の間に
入れる方法もあります。
これももっと厚みのある断熱が施工できます。
断熱の性能を上げるには性能のいい断熱を使う、または厚み
を大きくする方法があります。
今では数10センチの断熱を施工しているところもあります。
さすがに断熱性には優れていて、ほぼ無暖房でも生活できる
くらいの家もあります。
生活で出る熱で十分ということです。
これが理想かもしれませんが、何か不自然な感じがします。
そこまで断熱、気密をした家で生活をするというのはどうなん
でしょうか。
欧州などでは行き過ぎた気密は良くないという方向に動いて
いるようです。