平屋の家です。
流行りとかでなく常に人気があります。
少子化や人口減少に伴ってそれほど部屋数も必要なくなって
きているのも原因でしょうか。
また高齢になると「2階には上がらないから」とも言われます。
そういえば古民家は平屋が多いです。
厨子2階といって小屋裏が物置になっている一見、平屋に見える
家です。
比較的敷地に余裕があるので2階建てにする必要もなかったかも
しれませんし、技術的な問題もあったかもしれません。
また、平屋のほうが耐震上も有利です。
写真は平屋の家でロフトに上がる階段が付いています。
以前35坪くらいの平屋の家を建てさせてもらいましたが、その時
もロフトがありました。
物置としての空間がほしくなるようです。
また、ロフトを造ると天井が高くなって開放的な感じになります。
平屋の家は2階の上がる必要はないのですが、大きくなると横への
移動距離が長くなります。
部屋の向こうにまた部屋、といった感じです。
階段で移動するのとは違った感覚があります。
また平面的に広くなるので通風、採光の確保が問題になります。
敷地の条件に左右されますが、正方形の平屋は難しいでしょうね。
古民家に平屋は多いですが、古民家は北と南の縁側があって間仕切り
は襖や障子ですから通風、採光に問題はありません。
現代でもそんな平屋があっていいと思うのですが、住まわれる方は
どうでしょうか。