昨日の会議でウッドショックの影響で材料が入りにくく
なっているのでよく使う材料はまとめて在庫しておこう
となりました。
野縁、胴縁、間柱、根太といったどこでも使うような材料
です。
大きな構造材は天然乾燥材を使っているので吉野で在庫して
もらってます。
ところが、考えることはどこも同じですでに間柱は在庫も
ありませんでした。
足りないとなるとどこも在庫を抱えるようになるので、ない
ものがさらになくなります。
となると自然と価格が上がります。
しばらくはこの状態が続きそうです。
大きな材木屋さんではまだ在庫はあるようで、値上げも7月
出荷分からとなっています。
しかし、みんなが在庫し始めると値上げ時期も早まるかも
しれません。
輸入材が入ってこないといっても、ほかの国よりも高値なら
買うことができます。
ただ、それに見合う価格で国内で売れるかどうかです。
その価格競争においても日本は後れを取っているようです。
写真は私の家の玄関です。
最近は玄関に庇を付けるような家はあまりありませんが、この時期
雨が多いときは助かります。
また、化粧柱の根巻の板金や丸太の木口の板金、庇の一文字葺き
などは一部の家でしか施工することがなくなり、忘れ去られた仕上げ
のようです。