リフォームの現場です。

先日会議で「現場が汚くなっている」という話が出ました。

現場の美化はどこの会社も取り組んでいるはずです。

他社さんのことはわかりませんが、施工させてもらっている

限りは施主様の家ですから、きれいな状態で施工しなければ

なりません。

当社では出入り枠などに新建材で造った既製品はあまり使い

ません。

現場で無垢の木を加工して作ってもらいます。

階段も刻んで造ってもらっています。

その点でも木くずなどのゴミは出やすいのですが、それは理由

になりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

設計の子に「ありのままの状態を写真に撮ってきてくれ」と

伝えて撮ってきたもらった写真です。

とんでもなく汚いわけではありませんが、どこか雑然としています。

時々協力業者さんからも「驚くほどきれいな現場がある」という話

も聞きます。

どうすればそのレベルまで持っていけるかを考えて指導していかな

ければなりません。

年に3回協力業者の方にも参加してもらって安全パトロールを行って

います。

もちろん現場の清掃状況もチャックしてもらいます。

しかし、その時だけきれいでは何の意味もありません。

いつ、だれが行ってもきれいでないとだめなのです。

できることから具体的な方法を指示していくしかなさそうです。

 

ある大手企業の代表の方の話です。

最新の設備を取り入れた工場での話ですが、いろんな方が見学に来

られるということです。

そこで困ったのが「トイレの落書き」だったそうです。

大手企業でもそんなことがあるのかと思いましたが、それがいくら

注意してもなくなりません。

しまいには「落書きをするな」という落書きまで出る始末です。

そんなある日、突然落書きがなくなりました。

どうしてかというと、掃除のおばさんが「ここは私の神聖な職場です。

落書きをしないでください」と書いたそうです。