三日ほど前から急に冷え込むようになりました。

例年通り、蹲(つくばい)の水が凍りました。

少しづつ水を垂らしているのですが、その水も

凍っています。

「寒い」といってもやっぱりこのように氷が張って

初めて冬という感じがします。

これでも昔に比べるとずいぶん暖かくなっていると

思います。

昔は冬となれば普通に氷が張ってましたし、雪も積

もりました。

同じ奈良でもかなり地域差はあります。

以前、施工させてもらった柘植などでは寒くなると

掃き出しの窓の結露水が凍て動かなくなるといわれ

てました。外と変わらないです。

新築の現場では造作が進んでいます。

これは押入れです。

押し入れの壁は杉の羽目板を使っています。

香りもいいですし、湿気もかなり変わります。

他社さんの押し入れはどうか知らないのですが、ベニヤや石膏ボード、

クロスが多いのでしょうか。

壁を貼る前の状態です。

壁の下地には通気のための胴縁を使っています。

胴縁は壁の通りをよくするためでもあります。

直貼りと言って柱に直接石膏ボードを貼る方法もあります。

しかし、当社では背割りを入れた柱を使っています。

背割りが開くと石膏ボードに段差ができることがあります。

これは完成時に壁の不陸や影の原因になります。

 

また、関東では緊急事態宣言が出されました。

仕事に影響する人が多いことでしょう。

そんな中で普通に仕事ができているのは恵まれていると思います。

まだしばらくこの状態は続きそうです。

「自分だけは大丈夫」ということはありません。

実際感染した人はほとんどそう思っていたと思います。