家の構造材を手刻みするとき、以前（昔かも）は大工さん
が看板板（手板）を造っていました。
ベニヤ板に墨差しで構造の図面を書き検尺竿を使って刻み
をしていました。
しかし、最近ではCAD図面をパソコンから取り出すことが
できるので印刷した図面をベニヤ板に張り付けて使っている
ことが多くなりました。
パソコン上でなら修正も簡単ですし、いろんな段階の図面を
出力することができます。
墨差しで書くよりもこの方が正確かもしれません。
刻みといってもこのような電動工具は使います。
柱のほぞ穴などはノミで造ることもできますが、かかる
時間は全く違います。
それを思うと昔の大工さんはすごかったんですね。
すべて手作業ですから、根気がないととても続きません。
