古民家のリフォームですが、デッキを造りました。
メーカーの樹脂製の既製品です。
当社は木で造ることが多いですが、耐候性ではやはり
こちらの方が上です。
価格もそれなりにしますが。
これが木製のデッキです。
ウッドロングエコという自然に近い防腐剤に浸漬
した材料です。
木は自然の良さがあってよく使います。
スリッパを履けばわかりませんが、既製品に比べて
柔らかさがります。
それと夏に極端に暑くならない、反対に冬もそれほど
冷たくならないというメリットがあります。
このウッドロングエコの浸漬した材料がどれくらい持つ
かまだ分かりませんが、今までの経験では「柿渋」を塗装
(刷り込む)した時が一番長持ちしました。
メンテナンスでかなり寿命は変わると思います。
しかし、木は木ですからいずれは腐ります。
この放置しておけば土に還るということが環境にはいいの
ですが、使う人にとってはデメリットなのかもしれません。
何を使うにしても適材適所ということもあります。
メンテは苦手、将来的に造り変えるのは不経済、それなら
既製品を使うのもありですね。
ちなみに、木製のデッキは上に樹木が覆いかぶさっていると
樹液がデッキの上に落ちて防腐してあっても腐りやすくなる
ようです。
おそらく樹液で膜ができて水分を閉じ込めるではと思います。