古民家のリフォームですが、そろそろ大工さんの工事
が終わるころです。
外観は木製の戸袋や雨戸があっていかにも古民家風です。
木製の雨戸は残していますが、断熱はサッシで確保して
います。
内窓(インプラス)を検討するのもいいと思います。
何気なく掃き出しのサッシがついていますが、軒の丸太が
あって取り付けるのに結構苦労していました。
LDKですが、勾配天井でいかにも現代風になっています。
古民家というと黒くなった丸太の梁がかかっていることが
多いですが、どの古民家にもあるものではありません。
この古民家も築80年ほどですが、そのような木材は使われ
ていません。
農家か町家かの違いだと思います。
クローゼット、収納も現代風です。
古民家も手のくわえようによっては生活空間は今風の家
にすることができます。
生活するにあたって何を重視するかでリフォームの仕方
も変わります。
耐震や断熱を重視するか、断熱はそこそこで古民家らしさ
をたくさん残すか、古民家らしさは外観だけで生活空間は
現代風にするか、などそれは人それぞれです。
古民家は一般的に家が大きいです。
全てを満たそうとするとリフォーム工事費がかさみます。
範囲を絞ってリフォームすることも一つの方法です。
主に使う空間だけを快適するのがいいかと思います。