玄関庇の銅板一文字葺きが終わりました。

最近このような仕事は少なくなりましたが、やっぱりいいものです。

新しいので光が当たるとまぶしいです。

そのうち落ち着いてくるでしょう。

 

 

 

 

 

 

軒桁と柱は丸太を使っています。

丸い桁と丸い柱の組み合わせは難しいです。

垂木はもう少し細くして吹き寄せにしてもよかったのですが、

やりだすとキリがありません

吹き寄せというのは写真用に等間隔に垂木を並べるのではなく

2本または3本を一組に並べる方法です。

 

 

 

 

 

 

こちらの樋は銅ではありません。

ステンレスの板にメッキを施した銅のように見える樋です。

耐久性を考えてこれにしました。

銅のアンコーのように豪華な上合はありませんが、シンプル

なのもいいかと思います。

ちなみに材料費は銅の樋よりも高価です。