リフォーム工事ですが、大工さんの仕事がほぼ完了です。
リフォームと言っても部屋全体をリフォームすればそこ
は新築と変わりありません。
当社ではリフォームで以前使われていた建具をよく使います。
捨てるのももったいないですし、造ると結構高価なものも
あったりします。
こちらは玄関ですが、階段や玄関正面の壁などはリフォームせず
にそのままです。
最近リフォームと言っても新築そっくりさんではないですが、
家全体をリフォームすることが多くなり、完成してから行く
と新築と変わらないような現場もあります。
しかし、そこはリフォームですから触らないところもあります。
そんな時どうしても古い部分と新しい部分が入り混じることに
なります。
以前の家が主に無垢材を使った家ならば当社も主に無垢材を使う
ので多少の経年変化(経年による変色)があってもそれほど違和
感はありません。
数年すれば新しい木も変色してきて少しづつ馴染んできます。
しかし、これが新建材の家ならどうなのでしょうか。
当社ではあまり経験がないのですが、同じ種類の床板などはすで
に廃盤になっていたり、出入り枠やドアなども10年すれば同じもの
はほとんどありません。
色や柄を統一しようとするとすべて取り換える、またはどこかで
区切りをつける必要があります。
何度もリフォームするものではないですが、不経済です。
建材に限らず、どんな既製品もすべてそうであって使い捨てが前提
になっています。
その点、天然の木は何十年、おそらく何百年経っても同じものが
あります。