竹中大工道具館に来ています。
原寸大の茶室が置かれています。
茶室と言っても壁の下地がどのようになっているかが
わかるようにほぼ竹小舞の状態で造られています。
土で見えなくところもかなり手の込んだ造りがされて
います。
茶室の炉の上を見上げると屋根が開口できるようになっていて
障子がはめ込まれています。
今でいうところのトップライトですね。
屋根は杮葺き(こけら葺き)といって薄い板を重ねて造る屋根
です。
雨じまいが難しかったと思いますが、こんな時代でも天井から
光を取り入れることを考えていたんですね。