強烈な台風が通過していきましたが、皆さんは大きな被害はなかったですか。
災害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。
今回は台風が近づいている一昨日から厳重警戒を促すニュースが流れていました。
学校も前日には休校が決まっていましたし、事前に「明日は閉店」としている
店もありました。
行き過ぎた報道のようにも感じていましたが、何が起きるかわからない最近の
気象ですから、空振りになっても対策しておいた方がいいということでした。
しかし、どこかでみんな「それほど大したことはないのではないか」という気
持ちがあったように思います。
ところが、昨日の昼過ぎ、気になって現場に向かいましたが外では立っていら
れないくらいの強風がき荒れていました。
予告通りの強烈な台風です。
奈良県の北部は、盆地のせいか台風が来ても雨や風は緩い方です。
数年前も、台風が近づいているときに和歌山の出かけていて大雨と強風にさらさ
れて急いで奈良に帰ってきたところ、風はほとんどなく雨も少し降ったかなとい
う状況で拍子抜けした覚えがあります。
今回は、大阪と比べてもかなり差がありました。
強風や大雨といった気象に対して、ほかの地域に比べて安全なところという
のはありがたいことですが、災害には弱い地域なのかもしれません。
台風が発生するたびに大雨や強風にさらされる九州南部や沖縄では起きないような
災害が起きるのかもしれません。
数か月前にも大きな災害がおきた四国地方、一番雨量が多かった高知県が一番災害
が少なかったといわれます。
どうしてかというと、高知県は今まで河川の氾濫などの災害にあうことが多く、
そのたびに河川や堤防を改修してきたから と言われます。
そして何より、住民の災害に対する意識が高いというのが大きな理由だそうです。