畳の間ですが、最近めっきり減りました。
昔はぜいたく品だったそうですが、生活様式が変わって
今では板の間、フローリングの部屋がほとんどです。
そういえばカーペットの部屋も少なくなりました。
ダニや埃が気になるからでしょうが、小さなお子さんがいるときは
畳の間やカーペットの部屋は転んだりしても怪我をしにくいので
いいのではないかとは思います。
畳といっても今は、イグサではなくワシや化学繊維を使った畳が
多くなりました。
床も藁ではなく、スチロールやシージングボードを使ったものが
多いです。
写真の畳も和紙表の畳です。
ヘリなしで洋室にも合うのでよく使います。
ヘリがないとその分安くできる思う人がいますが、こちらの方が
高価です。
折り曲げてもいい畳表なので却って高価なのだそうです。
畳表の編み方にもたくさん種類があってそれぞれ価格が違います。
写真の畳表は見る方向によって柄が変わって見えます。
こちらは最近リフォームさせてもらった古民家です。
藁床にイグサ表を使っています。
さすがにイグサのいい香りがします。
生産者を記名した付箋が付いています。
無農薬の畳表もあるようですが、ほとんどが減農薬のようです。
まったくの無農薬でイグサを栽培するのは大変です。