年に一度の協力業者会の安全大会です。
毎年どんな内容の大会をするかで悩みます。
安全に対する講義も大事ですが、業者の皆さんはほかでも同じ
ような話を聞いていることでしょうから、少し趣向を変えて
開催しています。
信貴山での座禅やヨガ教室、食育講座などです。
今回は消防署の方による「救急救命」の講義でした。
「AED」皆さんご存知ですか。
見たことはあっても使ったことがある人はあまりいないかと
思います。
「自動体外式除細動器」のことで心臓がけいれんを起こしてポンプ
の機能を失った状態(心室細動)になった心臓に電気ショックを与
えて正常に戻すための医療機器です。
ただ、いつもAEDがすぐ近くにあるものではありません。
電気ショックの成功率は1分ごとに10%ほど低下するそうです。
救急車の到着時間は平均で8.5分といわれますから、成功率は20%まで
低下することになります。
倒れている人を発見したら、
肩をたたいて(声をかけて)意識があるかどうかを確認する
助けを呼ぶ(119番通報、AED)
お腹を見て呼吸があるかどうか確認する
胸骨圧迫による人工呼吸を行う(胸が5センチ沈む程度の強さで1分間に100回から120回)
AEDで電気ショック
AEDは音声アナウンスで使い方を説明してくれます。