新築の家の排水設備です。
床下にあるものなので、完成すれば床下に潜らない限りわかりません。
土間の上を這わせて土間下に潜り込んでいますが、鞘管という太い管
の中に排水管が入っています。
この鞘管を使うとコンクリートの土間を壊さなくても排水管の取替が
できます。
このように床下には水回り設備の数だけ給水管や給湯管、配水管が這わさ
れています。
設備の数が増えればそれだけ設備工事に費用が掛かることになります。
排水管の水漏れも困りますが、水圧がかかっていないので大量の水が漏れる
ことはありません。しかし、給水管の水漏れは大ごとになります。
水圧がかかっていますから。
給水管からの水漏れは起きるときは夜中に起こります。
夜中はどの家も水を使わないので水圧が上がるからといわれます。
一晩中給水管から水漏れを起こせば床下はプールのようになります。
接続器具も進歩してより正確に簡単に接続できるようになってきま
した。
そして完成後の水圧検査によって水漏れのないことを確認して引き渡し
となります。