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土曜日と日曜日に完成の見学会をさせていただきました。

古民家のリフォームです。

晴天に恵まれたというか、大変蒸し暑い日でしたが、やっぱり

このような昔ながらの家は風通しがよく、適度に湿気を吸ってく

れるせいか、室内は気持ちよく畳の間に横になりたいくらいでした。

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完成してしまうと以前はどんな造りだったかわからなくなるものです。

なるべくいままでの造りを残して施工しましたが、仕上がりが変わると

これほど変わるものかと思います。

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古民家のいいところは残して、主な生活空間は今風にしておかないと

生活はしずらいです。

特に台所や水回りはそうです。

 

現代の家づくりは高気密・高断熱でどれだけ効率よく空調機器を使えるか

という造りになっていますが、古民家はその真逆でもあります。

日差しを遮って、風通しよくが基本です。

通り土間は風通しもよく、冷えた土壁の効果もあってか本当に快適でした。

また、縁側に座って庭を眺めるといったことができるのもこの家の魅力です。

「日本の家で一番印象に残っているのはどこか」

ある大学の学生にアンケートを取ったところ「縁側」が一番多かったそうです。

現代の家に縁側はめったにないですが、「田舎のおばあちゃんの家に行ったとき」

なんかの記憶が残っているようです。