「聴竹居」です。
昨日見学に行って来ました。
写真はネットで公開されているもので撮影はさせてくれますが、
公開しないようにと言われています。
見どころたくさんの家です。
藤井厚二という建築家の自邸です。
自宅に見や大工さんを住まわせて造られたそうです。
家の中央に造られたリビングには淀川の冷風を取り込むために山裾から土管
を埋め込んで小上がりの和室の床下から取り入れています。
小上がりの和室はそこに座った人と椅子に腰かけた人とが目線が合うように
造られています。
縁側はパノラマのように三川が合流するところを見渡せるようになっています。
隅柱がない造りでガラスは当時ドイツから取り寄せたそうです。
また、この家はオール電化でもあります。
畳半畳分くらいの壁面がブレ―カーで埋められていました。
台所の換気扇は屋根の熱を使った上昇気流で排出するように考えられています。
環境共生住宅とも呼ばれています。
建築に携わっていて初めてわかることもあれば、説明してもらわないと気が付
かないこともたくさんあります。
住宅関係の方はぜひ一度見学に行って見てはどうでしょうか。
学びどころたくさんの家です。