ある古民家です。
好きな人たちが集まって少しづつ手を入れながら、コミュニティー
の場にしょうとされています。
建築、特にこのような古民家に詳しい人がいないので見に来てほしい
と依頼があったので、伺ってきました。
大半が女性の方たちでした。
ハウスメーカーで家を建てた人たちなど、今の家づくりに疑問を感じて
いる人もいるようでした。
拝見させてもらったところ、不同沈下による家の傾きがあります。
また、仕口の込み栓が抜け落ちて抜けかけているところもありますが、
いきなり崩れたりすることはなさそうです。
雨漏れの跡もあります。
とりあえず柱の根元がどうなっているかわからないので、既存の床を
はがして構造材の確認からです。
慣れない素人の方だけではどうにもならないところもあるでしょうから、
必要ならば、大工さんや左官屋さんに来てもらって講習を兼ねて実技を
してもらいましょう。
左官仕事ならば、きれいな仕上げを期待しなけれなければ見よう見まね
でなんとかなると思います。
家の大きさも手頃ですから、それほど手間はかからないでしょう。
それにしてもよくこんな手頃な古民家があったものです。
頑張ってください。