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2月18日から20日は、古民家再生協会の全国大会でした。

今回はアレックス・カー氏をお招きしての講演でした。

アレックス・カー ご存知の方も多いかと思います。

「美しき日本の残像」といった著書があります。

日本人よりも日本人らしいというか、日本の文化を重んじる

アメリカ人です。

ご自身、大学時代に徳島県にある三好市祖谷(いや)で

苔とシダに覆われた古民家を購入し、自らも修理をして住み始めました。

名前が 篪庵(ちいおり) 篪とは小さな竹笛を意味するそうです。

当時フルートを吹いていたので子の名前を付けたそうです。

屋根に葺く茅を手に入れるために近くで解体された家の茅を自分で運んでいる写真も

見せてくれました。

二宮金次郎のように背中に茅を背負っている写真ですが、炭鉱夫のように煤けて真っ黒です。

 

そんなところからスタートしたアレックスさんですが、今や日本の古民家をモダンな宿に

プロデュースする鬼才とまで言われています。

日本の自然風景の大切さを講演では訴えておられました。

日本の土木技術は素晴らしいものがありますが、自然の原風景を損ないすぎるきらいがあるというのです。

もっと自然を生かした、道路整備が必要で海外にはそういったいい例がたくさんあるということを

画像を交えて説明してくれました。

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一人の外国人が過疎の村に新しい命を吹き込む 一度ご覧になってください。